その昔、太陽光で電気を起こしたり、お湯を沸かしたりする実験をしたことがあります。
ソーラーパネルではなく「太陽光の熱で」です。
25cm角のフレネルレンズで虫眼鏡のように集光させて、焦点にゼーベック素子を置くことで、ゼーベック素子の表裏の温度差を利用して発電します。
焦点は約1000度くらいになります。(1000度まで測れる温度計がこの実験で死にました…)
冷却に使うペルチェ素子の逆ですね。
それで発電量は少ないですがモバイルバッテリーを充電スタートさせるだけの電圧は生まれることは確認しています。(電流は少ないですけどね)
そしてそして、調子に乗って45cm角のフレネルレンズでも実験し、この場合は木材をすぐに着火させるだけのパワーがあることを確認しました。
気温や季節を問わず日中晴れてさえいれば、ピンポイントですが1000度が得られる環境を何かに使えないかと模索しています。
